内科(循環器, 呼吸器, 消化器, 腎泌尿器 他), 外科(心臓血管, 消化器, 呼吸器 他)整形外科, 形成外科, 心療内科, リハビリテーション科, 健診科

〒156-0052

東京都世田谷区経堂2-5-21

TEL :03-3420-1028

FAX :03-5450-2398

病院長 挨拶

今週のひと言

おはようございます。

10月に入り、朝晩は少しずつ秋らしくなってきて虫の鳴き声も変わってきました。季節の変わり目は体調を崩しやすく、これからはインフルエンザや新型コロナ、感染性胃腸炎など、さまざまな感染症にも注意が必要な時期になります。

特に当院にはご高齢で基礎疾患をお持ちの患者さんが多く、一人の感染が病棟全体に広がる可能性があります。大切なのは、感染症を「持ち込まない、広げない」ことです。

手洗い・手指消毒、適切なマスクの着用、換気といった基本的な感染対策を、もう一度みんなで丁寧に行っていきましょう。また、発熱や咳、のどの痛み、下痢など、患者さんの小さな変化を早く見つけることも重要です。

職員の皆さん自身の体調管理も感染対策の一つです。無理をせず、体調がおかしいと感じたら早めに相談してください。

10月も患者さんが安心して療養できる病院を、皆さんと一緒につくっていきたいと思います。

今月もよろしくお願いいたします。

 残暑お見舞い申し上げます

今年も厳しい暑さが続き、すでに「酷暑日」と呼ばれるような日も続いております。皆様におかれましては、こまめな水分・塩分補給を心がけ、熱中症や脱水症には十分ご注意くださいますようお願い申し上げます。

さて、サッカーワールドカップの熱戦が終わり、今は高校野球・甲子園の真っ只中です。ワールドカップでは、スペインの優勝という結果に大きな盛り上がりを見せました。選手一人ひとりの卓越した能力に加え、それぞれが自らの役割を果たし、同じ目標に向かって力を合わせる、統率の取れた組織力が優勝につながったものと思います。

この姿は、病院運営にも通じるものがあると感じています。

当院が大切にしている理念の一つに「承前啓後」があります。これは、先人が築いてきた歴史や伝統を受け継ぎながら、新しい時代にふさわしい医療へと発展させていくという精神です。

病院においても、これまで先輩方が築き上げてきた信頼と実績を大切にしながら、多職種がそれぞれの専門性を発揮し、互いに連携することが重要です。そして、新しい知識や技術を積極的に取り入れ、時代の変化に柔軟に対応しながら、より質の高い医療を提供していかなければならないと考えております。

甲子園で躍動する球児たちのように、一人ひとりが自らの役割を果たし、互いに支え合いながら、一つの目標に向かって進んでいくことが、これからの病院づくりにも大切なのではないでしょうか。

職員一同、「承前啓後」の精神のもと、これまでの歩みを大切にしながら、地域の皆様から信頼され、選ばれる医療機関であり続けられるよう、一丸となって努めてまいります。

まだまだ暑さの厳しい日が続きます。
皆様におかれましては、くれぐれもご自愛くださいますようお願い申し上げます。

皆様のますますのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

                                 8月1日 屋形船より

病院長 経歴

  宮本 隆司  (みやもと たかし)

 大分医科大学卒業 / 医学博士

 職  歴 ; 

 大分医科大学医学部 第2外科

 佐伯西田病院 外科

 竹田医師会病院 外科

 厚生連鶴見病院 外科

 新別府病院 心臓血管外科

 福岡市立こども病院 心臓血管外科 

   国立小児病院 心臓血管外科

   

 東京大学医学部 胸部外科 助手

 神奈川県立こども医療センター 心臓血管外科 医長

 ドイツ小児心臓センター 心臓血管外科 アシスタントドクター(海外留学)

 北里大学医学部 胸部外科 講師

 群馬県立小児医療センター 心臓血管外科 部長

 北里大学医学部 心臓血管外科 准教授

 北里大学医学部 心臓血管外科 教授

 

 現職歴 ; 

 麻布大学 客員教授

 田原・アショフの会 会長

 大分大学医学部  非常勤講師

   北里大学医学部  心臓血管外科 元教授

 中国医学科学院/ 北京協和泰達医科大学/ 泰達国際心血管病医院 客員教授

専門医・資格

   日本循環器学会 専門医

 日本胸部外科学会 指導医

 日本外科学会 専門医・指導医

 日本成人先天性心疾患学会 専門医

 日本心臓血管外科学会 専門医・修練指導者

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 難病指定医

 麻酔科標榜医

 認知症サポート医

 臨床研修医指導医

 日本医師会認定産業医

 日本体育協会公認スポーツドクター 

 Ärztlichen Berufserlaubnis (ドイツ医師労働許可証) 取得

 愛玩動物飼養管理士

学会理事 他

   日本小児禁煙研究会 理事 第13回学術集会会長 (2024年9月22日(日)開催)     

   日本小児循環器学会 評議員

 日本心臓血管外科学会 評議員

   日本成人先天性心疾患学会 評議員

 日本ペースメーカー友の会 相談役

趣味 他

   ペットセラピー(🦮と🐈)

 スポーツ実践(🏌️と🏇)と観戦(⚽️と⚾️)  

 ミヤシュラン探訪...


療養型病院長として2026年6月の診療報酬改定に思うこと

今回の診療報酬改定は、地域包括ケアや在宅医療の推進、医療DXへの対応など、今後の医療提供体制の方向性を示した点では一定の評価ができます。しかし、療養型病院の立場から見ると、いくつかの重要な課題が十分に反映されていないと感じています。

まず、深刻な問題は諸物価高騰への対応です。電気代、ガス代、給食材料費、医薬品や医療材料費など、病院運営に必要なコストはこの数年で大幅に上昇しました。一方で、療養病床の収益構造は診療報酬に大きく依存しており、価格転嫁は不可能です。特に療養型病院は24時間365日患者を支える社会インフラでありながら、物価上昇への支援は十分とは言えません。医療従事者の処遇改善も求められる中、経営努力だけで吸収できる範囲を超えつつあります。

次に、今後急増が予想される「心不全パンデミック」への対応です。高齢化に伴い慢性心不全患者は急速に増加しており、急性期病院だけで完結できる時代ではありません。再入院予防、薬物調整、栄養管理、リハビリテーション、ACP支援など、療養型病院が果たす役割は極めて大きくなっています。しかし今回の改定では、心不全診療における療養型病院の位置づけや評価が十分に示されていません。

療養型病院は単なる「受け皿」ではなく、慢性心不全患者の病状安定化や再発予防を担う重要な医療機関です。今後は急性期・回復期・在宅をつなぐ中間的な機能として、療養型病院の役割を制度上明確に位置付ける必要があります。

さらに、地域包括ケアシステムの中で療養型病院は、医療依存度の高い高齢者の生活を支える最後の砦でもあります。誤嚥性肺炎、心不全、認知症、フレイル、多疾患併存など、複雑な病態を抱える患者が増加する中で、療養型病院への期待はむしろ高まっています。

超高齢社会を迎えた日本においては、急性期医療だけでなく、慢性期医療をどのように維持・発展させるかが医療政策の重要な課題です。今後の制度設計においては、物価高騰への継続的支援とともに、心不全をはじめとする高齢者慢性疾患に対する療養型病院の役割を明確に評価する仕組みが求められると考えます。

療養型病院は「治す医療」だけでなく、「支える医療」を担っています。その価値が診療報酬制度の中でより適切に評価されることを期待しています。

2026.9.13                                         日本医師会の「かかりつけ医機能研修会」に参加してきました。朝から夕方までの研修で、関節リウマチ、慢性心不全、在宅リハビリテーション、認知症、医療DX、そして、がん・非がんの緩和ケアまで、これからの高齢者医療にとって大切なテーマを幅広く学んできました。その中でも、当院の診療に特に関係が深いと感じたのが心不全、認知症、そして医療DXの3つです。

まず心不全についてです。当院でも高齢の慢性心不全の患者さんを多く診ています。高齢者の心不全では、薬を処方して検査値を改善させるだけでは十分ではありません。息切れや浮腫、体重や食欲の変化、活動性の低下など、日々の小さな変化を早く見つけることが非常に重要です。そして、心不全が進行した患者さんでは、「治す」という視点だけではなく、苦痛を少なくして、その人らしく生活していただくにはどうすればよいかという視点も必要になります。医師だけでなく、看護師、リハビリ、薬剤師、栄養部門、介護職など、多職種で患者さんの変化を共有することが大切だと改めて感じました。

次に認知症です。今回の研修では「新しい認知症観」という言葉が印象に残りました。認知症があっても、その人自身がすべて失われるわけではありません。できないことだけを見るのではなく、「何ができるのか」「何を大切にしているのか」を考えて、その人の尊厳を守りながら接していくことが重要です。

認知症の患者さんが不安になったり、同じことを繰り返したり、こちらの説明がうまく伝わらなかったりすることもあります。そうした時に、すぐに「問題行動」と考えるのではなく、まず「なぜこのような行動をしているのだろう」「何か不安や苦痛があるのではないか」と、その背景を考えてみる。そのような対応を病院全体で大切にしたいと思います。

そしてもう一つが医療DXです。電子カルテをはじめ、AIやデジタル技術は今後さらに医療現場に入ってきます。しかし、DXの目的は単に新しい機械やシステムを導入することではありません。記録や事務作業などの負担を減らし、そこで生まれた時間を、患者さんと向き合う時間に戻すことが本来の目的だと思います。AIについても同じです。AIに医療を任せるということではなく、私たち医療者がAIを上手に道具として使い、より安全で効率的な医療につなげていく。当院でも、できるところから少しずつ取り入れていきたいと思っています。

今回の研修を通して改めて感じたのは、これからの高齢者医療では、「病気を見る医療」から「患者さんの生活や人生まで見る医療」へ進んでいく必要があるということです。心不全の患者さんの小さな変化に気づくこと、認知症の患者さんの言葉や行動の背景を考えること、そして新しい技術を使って職員の負担を減らし、その分患者さんに向き合うこと。どれも特別なことではなく、今日の診療やケアから始められることだと思います。今回学んだことを当院全体の医療やケアにも少しずつ取り入れていきたいと思います

小田急線経堂駅

から徒歩3分

質問コーナー

@胸の痛みが続いていますか?

@頭の痛みが続いていますか?

@お腹の痛みが続いていますか?

地域医療連携室

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